シャイアーズ(Shires)のトランペット・トロンボーン

トランペットやトロンボーンにはそれぞれの音の出し方や音色の特徴があり、その音色を活かしてオーケストラでも演奏されます。

トランペットやトロンボーンはいくつかのメーカーで販売されており、その1つにShires(シャイアーズ)があります。

Shires(シャイアーズ)というメーカーの歴史や、トロンボーンやトランペットにはどのような特徴があるのか紹介していきます。

目次

Shires(シャイアーズ)の歴史

Shiresは比類ないプロフェッショナルな品質を持つカスタム・トロンボーンを作るという目的で1995年に創立されたメーカーです。

創設者のスティーブ・シャイアーズは、社長兼チーフ・デザイナーです。

また、スティーブン・シャイアーズはボストンでもプロのトロンボーンプレイヤーとしても知られています。

1995年に創立して以来、シャイアーズはプロのプレイヤーの特殊な注文を専門で担当し、数社の金管楽器メーカーで楽器設計のコンサルタントを担当しています。

その功績が認められて、今では自身のカスタム・トロンボーンは世界レベルと言われるまで成長しました。

シャイアーズのトランペット

シャイアーズは2007年にトランペットの開発を本格化して、独自のトランペットを開発しました。

Shires(シャイアーズ)のトランペットはA、B、Cというテーパーの異なる3種のベルとなっており、豊富なリードパイプとなっています。

Aであればトランペットらしい響きを奏でてくれ、BであればAに比べて明るく、輝きのある音になり、Cベルは表現力に幅が広がる音になります。

ベル厚が少しあるため、楽に音が鳴るタイプの楽器ではありませんが、慣らしが終わった時点でのポテンシャルは非常に大きいです。

銀メッキ仕上げが標準となっており、綺麗な銀色のトランペットになっています。

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Shires(シャイアーズ)のトランペットの紹介

Doc Severinsen Destino III

Doc Severinsen Destino III

セヴァリンセンという方が厳選して選んだパーツを採用しているので、音楽のシーンによって響きを調節することができます。

全音域の響きの豊かなサウンド、抜けの良さは素晴らしいという評価を受けています。

Q10S

シャイアーズ Q10S

これは、各コンポーネントをシャイアーズで制作の後に組み立てを外注しているので、低価格な価格で販売されています。

ベルにやや肉厚なマウスパイプを組み合わせることで反応を良くして、的を絞ってサウンドを生み出すことができるようになっています。

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Shires(シャイアーズ)のトロンボーン

シャイアーズではトロンボーンも制作されています。

シャイアーズのトロンボーンも世界的に有名となっており、たくさんのトロンボーン演奏者がShires(シャイアーズ)のトロンボーンを購入しています。

Shires(シャイアーズ)のトロンボーンの特徴としては、比較的ベル厚があり、2ピースのアンソルダードのイエローブラスベルにインラインのダブルAXバルブ、0.562のバラレルボアというセッティングになっているものが多いです。

比較的楽な吹奏感のある楽器になっています。

ベルは2ペースビルであり芯のあるサウンドになっています。

材質は、RとYのバランスが取れたフレキシブルなサウンドになっており、温かい音色の中にしっかりと芯が残るのは、これが理由になります。

このような特徴となっています。

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Shires(シャイアーズ)のトロンボーンの紹介

Shires(シャイアーズ)のトロンボーンにもいくつかの種類があります。

どのようなトロンボーンがあるのか紹介していきます。

2G/TB47

シャイアーズ 2gtb47

2枚取りのゴールドブラスベルになっており、ベルの縁には半田が回っておらずオープンで柔らかく広がりのある音色になっています。

そのため、暖かみのある音色になっています。

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